ペナルティを受けて推察するGoogleのこと

Google GoogleAdsense アドセンス狩り アドフラウド アフィリエイトとは

思い出すのはグーグルのちょっと前の評判だ。

 それこそ長い間、グーグルは検索エンジンで地位を確立したはいいが収益を上げていなかった。

 それで「収益を上げてないのにどうすんのかしらね」なんてよく囁かれていたものだ。

 それが長く続き、上場した時にも何をして稼ぐかなんて誰にも分からないでいた。そのくせあらゆるネット事業に手を出してシッチャカメッチャだった。
 グーグルのやっていることはまるで先が見えない事業に思えた。





 それがアドセンスが導入され、やっと目鼻がついたのがここ数年のことだろう。


 だから、実はアドセンスが終わったのではない。


 グーグルへの当局の規制の包囲網が日増しに狭くなってゆき、各国で事業分割や規制の話が進んでいる。

 それを考えると、実はグーグルと言う会社自体が最初から終わっていたのではないか、そんなことを思ったりする。

 実はその中味などたいしたものはなかったのではないか、と。




 それはアドセンスで「不正なトラフィックが発生した」としてこちらの広告掲載が停止されることで感じることだ。

 我々アフィリエイターには一番よく分かることだろう。


 今更くどくどしく解説する必要もないだろうが、グーグルはアドセンスを貼るユーザーと広告収入を分け合う。

 ところが、その貼った広告へのアクセスに不正の疑いがあると、それを元にグーグルは広告掲載を停止してくる。


 それは正直、まるで意味のないやり方に見える。

 グーグルは不正アクセスの被害を受けた我々の側にペナルティを課すのだ。
 本末転倒というほかはない。




 グーグルは、我々のサイトがイタズラなどで不正なクリックという攻撃を受けると、広告を貼って運用しているメディアにペナルティを課す。

 これがよく言われることだが「アドセンス狩り」などというものの温床だ。

 人のメディアの収益を妨害するという嫌がらせをするため、そんなイタズラにグーグルのやり方が利用されている。

 このグーグルの姿勢が大いに間違っていることは明らかだが、グーグルは一度もこのやり方について言及したことはない。

 
 そしてグーグルはとってつけたように云うだけだ、「広告主の利益を守る」と。



 だが、原則として広告を管理しているのはグーグルだ。

 アドセンスがクリックされればグーグルにトラフィックが飛ぶ。


 グーグルが「不正なクリックだ」と疑うのであれば、彼ら自身が解決できることなはずなのだ。

 広告がクリックされたのが不正であれば広告を表示させないようにすることはいくらでもできる。

 グーグルはわざとそれをやらず対応を怠っているといわざるを得ない。

 いったい、なぜこんなことが通用しているのか、ネット広告に関する根本的な疑問でもある。




 しかもグーグルはその広告停止に際してはろくに説明もしない。

 ただ「規約」をタテに一方的に広告を停止するだけだ。

 広告主の利益を守るためというなら、本来なら広告を出しておきたい個人ブログに広告が出せなくなることは広告主にとっては不利益となる。
 ニッチな宣伝効果を狙う広告主も入るはずだ。


 しかもなぜか、こうした広告停止のペナルティは個人ブログばかりが標的される。
 こうした広告停止のペナルティが小さなブログばかりに対して行われているのは周知の事実だ。




★有名ブログや大きなポータルサイトなど、何十倍もの不正なトラフィックがありながら、グーグルがこれを停止することはない。

 もちろん、どのようなアドセンスの運用をしていて、どんなサイトについて不正と広告の停止をしているかもグーグルは説明することは一切ない。


 「弱小個人サイトがみせしめにされている」、これはあくまでネットの噂でしかないが、実際のところYahooの広告が停止されたことは一度もないのだから間違いはない。


 このグーグルのやり方というのは、まるで子供のような企業姿勢だと言っていい。

 今時、新卒の若造でもこんな説明責任を果たせない企業姿勢に問題があることは理解できるだろう。





 そして加えて、この「不正なトラフィック」に対処する方法のことだ。

 「不正なトラフィック」については、まず我々メディアの管理者に報告する義務があるのだとグーグルはしている。

 「不正なトラフィック」をすばやく検知し、グーグルに報告しなければ広告停止のペナルティを受けることになる。


 しかしその報告の手順もまたおかしな話だ。

 どう報告したら良いかのガイドラインは公開されておらず、我々アフィリエイターは全員がそれぞれのフォーマットで報告を上げているだけだ。





 しかも、グーグルは「手作業で」不正なクリックを探させようとし、手作業で報告させているようなものだ。
 グーグルは必要なツールを提供せず、まるで我々サイト運営者は独自に不正クリックの原因となったアクセスを確定しなければならないように振舞っている。

 結局それは「手作業」でやることになる。

 このITの時代に、グーグルは要求するのはあまりにも原始的な単純なやり方なのだ。


 これは今時、どれだけ原始的な方法をとらされるのだろうと、誰もが不思議に思うしかない。

 グーグルにまつわる各種のITの伝説からすれば、こんな手順はまるで道理に合わないのだ。


 グーグルは不正なトラフィックがあったことを検知すことができる。しかし先に我々に検知させて報告させようとする。

 そしてその報告が遅れるとグーグルは広告を停止してくるというわけだ。もちろんその報告すべき時間はアナウンスメントはされていない。グーグルは一切を説明しない。


 しかし実際には、グーグルから「このクリックは不正の疑いがあるが、自分で不正をしていないか、この報酬分は削除していいか?」その連絡だけで済む話だ。




 あの金融市場やニュースでまことしやかに言われていたグーグルのAI技術とか、グーグルの高速処理技術とか、テクノロジの固まりとされるグーグルの姿はいったいどこにあるというのか。


 しかし、もしかすると、実はそれは、ただの妄言、デマでしかなかったのではないか、そんな風に考えることもできるかも知れない。


 グーグルは、AIを使う先進のIT企業であるかのように偽装し、実はこんな広告の不正なクリックすら手作業で我々に報告させる程度のテクノロジしかないのではないか。

 不正クリックを防ぐためのプラグインすら巷にはあるが、グーグルにはそんなものすら開発できないというのか。



★ しかし、グーグルが技術的には実はたいしたものを持っていなかったとしても、グーグルからすれば先進の技術を駆使したIT企業だとみなされる必要があったはずだ。

 そうでなければ株価も資金調達もできなかったからだ。

 だからこそこうした虚像をグーグルは作り出し、そしてそれを背景にネット広告の競合を押さえつけ、現在のネット広告における独占状態を占めることができたのかも知れない、そんな可能性はなかったのか。






 なにしろ、高度な自動化技術があるといいながら、我々の広告の不正クリックすらろくに確定できず、わざわざ我々に報告させようとする。

 このあまりにも原始的な手順をサイト運営者にやらせる理由とは、いったいどんな理由からなのか。

 説明がまるで付かないのだ。





 初期のアドセンスは月に多額の報酬を個人ブロガーにもたらしたといわれている。

 そして今はそれが難しいといわれている。
 それはなぜなのか。

 グーグルアナリティクスについてちょっとした疑問をググってもそれはわかることだ。

 すでにかつて大きく収益を上げていたアフィリエイターたちはもはや死滅したのかも知れない。

 なぜなら検索に引っかかる情報はすでに古く、使い物にならないものばかりだからだ。

 GA4なんて、どれだけの上級者ブロガーが解説をしているだろう。最新版のグーグルアナリティクスのバージョン4のことだ。


 これは推察に過ぎないが、ここにも同じようなグーグルがネット広告において独占的な立場を得るための戦略があったとすれば理解できることだ。


 当初グーグルはアドセンス普及のためにカネを景気よくばら撒いたのではないか。

 そうして多くの個人がアドセンスに飛びつき、ネットを駆使したビジネスの誕生だと支持者が幾何級数的に増えた。

 そうして無数の個人の記事にグーグルの広告枠が掲載されるようになった。

 そうしてグーグルはネット広告で不動の独占的な地位を築いた。

 それが初期の「種まき」ということなのかも知れない。



 そして今は「収穫の時期」と言うことだろうか。

 現在は個人からハシゴが外され、アドセンスで多額の収益が上がっているユーザーはほとんどいないと言われている。

 そして個人からアドセンスを取り上げ、グーグルはネット広告最大手の地位を利用して大きな商売が期待できるポータルや企業だけを優遇して彼らに取り入ろうとしている。

 グーグルはいわば個人を踏み台にして大きなシェアを確保したのではないか。

 規模は小さくとも多くのブロガーを巻き込み、結果としてネットの世界でグーグルは独占的な地位を確立した。

 その権威をタテに今度は大きな広告主とポータルなどの大手メディアから収益を上げようとしているとその戦略を考えることもできはしないか。


 こんな推察はどうだろうか。

 当たらずとも遠からずなのではないか。




 なにしろ、アドセンスの運営は疑問だらけなのだ。

 よくある「資金調達詐欺」のような事件はこんなことをする。

 自分を大きく見せ、隠れた優れた技術があると信じ込ませて、資金調達をし、そしてシェアを占めようとするのだ。




 グーグルが提供しているアドセンスに必須のツールであるグーグルアナリティクスにしてもおかしなことは多い。

 アナリティクスでは肝心の攻撃者のIPは分からないようになっている。

 にも拘わらず、なぜかグーグルは「不正なクリック」の報告にIPアドレスを求める。
 アドセンス利用者に必須とされているグーグルアナリティクスにはIPを抜き出す方法はないのに。


 まるでグーグルは、わざわざ不自由で不便なツールを提供し、我々にそこからクイズのようにして不審なクリックを探させようとしているかのようだ。

 

 グーグルアナリティクスにどんな高機能なものがあろうと、ユーザーを特定できないのでは不正アクセスについてはまるで値打ちなどない。

 それにどれだけアナリティクスを使いこなしたとしても、グーグルの判断で広告配信は停止されてしまう。

 これではまるで「ネット広告で収益化」など妄想でしかない。ネット広告がビジネスにはなどなりようもないのだ。



 グーグルは、わざわざアナリティクスという片手落ちのツールをアドセンス登録者に必須なものとして提供しながら、いちいち我々アフィリエイターに手作業で作業させ、不正なクリックの報告させようとしているようなものだ。

 これは我々アフィリエイターにとっては、とんでもなく徒労で馬鹿馬鹿しい作業だといわざるを得ない。







 アナリティクスにはユーザーを特定できるものは何にもない。

 ユニークなユーザーIDをアナリティクスの中で割り振って、それがなんだというのか。
 別なビューにすればまたバラバラになってしまう。

 まるでやっていることはITを使った「オママゴト」なのだ。


 もしグーグルが本気でネット広告が不正に利用されることを防止したいというのであって、グーグルが広告に不正対策をする完璧な技術がないなどというなら、なぜグーグルアナリティクスでIPを特定させようとしないのか。

 我々はグーグルから求められてたとおり、サイトには「プライバシーポリシー」を開示しており、読者にはIPを利用することがあると宣言しているのである。



 もちろん、ここでグーグルが何を考えているか、その気持ちはわかる。

 巨大なシェアを占めるようになった検索エンジンのグーグルが、IPというプラバシーを容易に入手し、侵害しているなどと当局から目をつけられることは避けたいというだけだ。

 それがグーグルアナリティクスではIPなどの詳細情報が分からないという茶番だ。


 だからアナリティクスで不正アクセスを調べることは、まるでクイズや謎解きのようなものでしかない。

 不便で馬鹿馬鹿しいほど役に立たない。





 グーグルアナリティクスで怪しいアクセス増加の日付を特定し、その時間を特定し、時刻を特定する。

 地域を特定し市町村町を特定する。

 それからIPを集める第三者、グーグル以外のプロバイダーが提供しているIPツールを使って我々は犯人を特定する。

 これはいちいち段階的にやらねばならないほどで、それを「フィルタ」などと呼ぶとはおこがましいにもほどがあるくだらぬ作業だ。

 巧妙な嫌がらせとなるとクリックしかしてこなかったりもする。アクセスは増やさないから分かりくい。



 ともかく、グーグルは個人ユーザーを惹きつけ、ネット広告のトップに躍り出た。

 今ではその支えてくれた個人ユーザーを捨て、こんな「不正なクリック」のペナルティを使って、ネット広告の世界から個人を締め出そうしているようにも思えてくる。


 グーグルに反感を持っている人々が多いのは何もアフィリエイターばかりでもない。

 検索ユーザーにとってもグーグルにたいするフラストレーションは高い。

 検索してもあまりに役に立たないページばかり、みな宣伝ありきたりの記事ばかりなのだ。

 ネットがすっかり狭くなり、不便になっている。グーグルを通して検索すると商業系ばかりが出てくる始末だ。




 今のアドセンスの運用のやり方を見れば明らかに原始的で馬鹿馬鹿しい運営だ。

 まだ一部のブログサイトではアドセンスを貼り付けるときにコードの変更が必要だったりする。

 なぜかそれはグーグルからもサイトサービスの提供者のどちらからもアナウンスはされない。

 
 また、以前に話した、詐欺的広告、入れ子のようになって何度もウィンドウを開かせられる広告にしてもグーグルは未だに野放しにしたままだ。

 ユーザーがクリックして飛んだ先は実際の広告の中味でなければならず、そこからまたいくつものウィンドウを開かせようとする広告は詐欺的であるとグーグルは認定しているはずだったが、なぜかこの種の広告は大手を振ってアドセンスに載っている。

 しかもこうした広告は未だに駆逐される気配はない。