グーグルアドセンスのペナルティ、不正トラフィックによる広告配信停止は深刻な問題だ。
妬みや嫌がらせで他人のサイトを攻撃する連中がいる。そのためにグーグルは我々運営者の側にペナルティを課してくる。
無効なトラフィックを防止する方法 - AdSense ヘルプ
しかしグーグルからの公式な回答は上記のようなものだという。呆れる。
こんなものを読んでもまるで意味不明だ。
何をすべきかがまるで書いてない。
結局、グーグルは綺麗ごとばかり言って肝心の問題から目を逸らしているように思える。
彼らの態度は無責任で独善的だ。
それならばと、ネットで対策を検索しようと思うのは普通のことだろう。
しかし「不正クリック」とか「不正トラフィックの防止」などと単語で検索してもなかなか出てこない。
ほとんど情報が出てこないのだ。
まるでグーグルの検索はカラッポ、空き箱のようだ。
せいぜいがワードプレスのプラグイン、「AICP」しか出てこない。
この「AICP」というのは「AdSense Invalid Click Protector」というもので、Githubで公開されているスクリプトだ。
ワードプレスを使っているブロガーはこれで対策できるとされている。
サイトの中味や書いてある内容よりもワードプレスが重要なコンテンツという本末転倒さ。
こういう攻撃者はここの連中じゃないのかと穿ってしまうほどだ。
しかしたいていの無料ブログサービスはPHPが動かないから、無料ブログサービスの場合は他を探すことになる。
「Click fraud Detection」、実はこちらの言葉の方が「不正クリック対策」という、世界でのキーワードになっているようだ。
アドセンス狩りから自分のブログを守ることを課題とするキーワードだ。
「Invalid Click」ではグーグルが言ってくる「不正クリック」の直訳でしかない。
要はアドセンス狩りという嫌がらせもアドフラウドの一種であり、これを監視するサービスはいくつもあるのだ。
上記のキーワードで検索すれば海外のアドセンス監視サービスなどを発見できる。
JavaスクリプトとPHPで動くような使えそうなプラグインもあるようだ。
もしこれを使う場合、自分のGitHubにPHPスクリプトを置く方が問題なく動くと思う。
たいていはHTTPのままだったりするので、そうするとHTTPSページの読み込みでSSLとの混在が問題になるからだ。
そして、アドセンス狩り対策の方法を検索する時はグーグル検索の言語を英語にして検索すべきだ。
でないと意味もない例のワードプレス関連のチョウチン記事ばかりで、ゴミのような情報しか出てこないことになる。
英語で検索すると見つかるサービスは格安のものもあるが、どれも実効性や信頼がおけるかどうかは分からない。必ずReviewサイトなどで確認すべきだろう。
まだろくろく調べてないが、こんなページがあった。参考までに。
こうしたところは、なにしろ海外のサービスだから玉石混交と言える。
中には詐欺まがいのものもあるからそこは慎重にすべきだろう。
特に、自分のブログのURLをサービス側に教えることになる、その点は要注意だ。
アドレスを教えてしまえばそこから逆に攻撃がされるようになったり、そうして被害を防ぐためにツールをアップグレードしろ、なんて、詐欺まがいのことは容易に想定できる。
ネットの世界ではこういうマッチポンプのようなことはよく行われているから注意すべきだろう。
そしてなにより、まずサブドメインで動かせるか確認した方がいい。
慌てて契約してみたらサブドメインでは動かないサービスだったりすることがある。
無料ブログサービスはサブドメインがほとんどなので、サブドメインで動かないと意味のない場合も多いからだ。
しかし最近、この不正クリックに対する決定版というべきサービスの提供が日本で本格的に開始された。
これは朗報だ。
それがX-Log(エックスログ)と言うもの。
「不正クリックの対策」という、日本で唯一の機能を持ったクラウドサービスだ。
不正なクリックがあるとアドセンスの広告を遮断してくれたり、ページの閲覧そのものを遮断してくれるサービスだ。
なによりこれはサブドメインでも使える。
機能はやや限定されているが無料版でも使用することが可能だ。
グーグルアドセンスとの連携をしているし確実なサービスだと思える。
日本の会社でもあるし、海外のような怪しさはない。
今、アドセンスにも広告が出されていて、あちこちで見た人もいるだろう。
ここのキャッチコピーは強烈だ。
「『グーグルアドセンスなんかキライ』 なんて、もう言わせません。」
そのものずばりのコピーが強烈だ。
これは本来は広告主側でも使えるツールで、コードを貼るだけで動作してくれる。
本来は広告主が不正なクリックをされて無駄に広告費を使わせられてしまうことがないようにする対策ツールだと言える。
ひとことで「不正クリック」と言っても、広告主側が無駄なクリックにカネを払わせられているという問題と、我々ブロガー側が攻撃される「アドセンス狩り」という問題と、両面がある。
広告主側の場合、その損失は巨額になる。
Xlogの有料版のサービスとしては、グーグル広告でマーケティングを行う広告主のための運用が想定されているようだ。
グーグルに広告を出している企業なら採用それば多大なメリットがあるだろう。
数百万から千万単位の広告費を確実なものだけに絞って無駄にさせない、それがこのサービスでもある。
逆に我々のようなブロガーにとっては、不正なクリックや不正アクセスへの対策、つまりアドセンス狩りから我々のブログを守るサービスとして使えるものだ。
不正なアクセスを探知し、「アドセンス狩り」が起きないようにグーグルの広告を遮断してくれる。
小規模なアフィリエイターからすればこのサービスが無料というのは何より有難い。
まだアドセンスで収益がたいして上がってもいない個人なら、まずアドセンスがちゃんと継続して動けるということがネックになる。
どれだけ熱心に記事の作成、ブログの継続に注力できるかということつながるからだ。
このツールはそういうことを保障してくれるはずだ。
今、当方でも早速導入して動かしているが、グーグルのボットからのアクセスさえ検知されたりして早くも能力を発揮している。
導入後、グーグルのボットからのアクセスがあり、最上位の不正アクセスと認定されてしまい、アクセスが遮断されたのは笑ってしまった(笑)。
もちろん、そうでないグーグルのボット以外からのアクセスも見つかり、すぐに広告配信が遮断されている。
これらについては当方はグーグルに報告もした。
グーグルが不正アクセスをしてきたということを指摘したかったという皮肉がある。
もちろんグーグルからは何のレスポンスもないのだがw。
正直、これは「決定版」という感じのツールだと思っている。
当方でも導入し、ちゃんと動くことを確認したのでここに紹介したい。
ぜひ導入することをお勧めする。
ヘルプも分かりやすく、誰でも簡単に導入できるはずだ。
残念ながらここに紹介することで当方のアフィリエイトになるようなメリットはないのだが。